TK's room: Message 10「しかし彼はわれわれのとがのために傷つけられ、・・・」

みなさんこんにちは。TKです。「しかし彼はわれわれのとがのために傷つけられ、われわれの不義のために砕かれたのだ」は、『聖書』「イザヤ書」第53章に書かれています。キリスト教徒にとっては、この「彼」とは、イエス・キリストのことで、旧約聖書の「イザヤ書」で、新約聖書のイエス・キリストについて先取りされている(つまり、預言されている)と解釈します。 イエス・キリストが私たち人間の罪を、かわりに背負って神の生贄となられた、そのおかげで、私たちは許されているのだと信じるのがキリスト教です。 しかしながら現実には、細かいところで意見や解釈の相違があり、世界中に多数の(無数とは言わなくとも)キリスト教の教派が存在し、時には対立しています。 TKは、この対立が気に入らなくて、愛や平和を説いているのに、なぜキリスト教界では対立が起きるのだろう・・・とキリスト教に対して不満でした。しかしながら、前稿(Message 09)で記した、TKに話しかけてくれたアジア系女子学生の友人(彼女は英国人だった)から、細かい相違はさておいて、イエス・キリストが私たち人間の罪を、かわりに背負って神の生贄となられた、という一点をかなめに、教派にかかわらず集会を持っている教会があるから一緒に行きましょう、ということになり、11月の寒いある日、その教会に行きました。寒いのに手袋を忘れて、ポケットに手を入れながら歩いたのを今でも覚えています。

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